有機と食への探求
COLUMN OF ORGANIC AND FOOD
2021.1.14
有機JASマークについて
有機JASマークを知っていますか?この緑色のマークはスーパーなどでもよく目にすると思います。日本国内で「有機〇〇」「オーガニック○○」として販売するためには、この有機JASマークの表示が必要です。
しかし誰でも自由に有機JASマークの表示ができるわけではなく、公平な第三者である登録認証機関から認証を受けた事業者の検査をパスした有機食品にのみ付けることが許されます。
そもそもJASとは何でしょうか?聞いたことはあるけどなんとなくしかわからないという方も多いと思います。
JASはJapanese Agricultural Standardsの略で日本農林規格と訳され、JAS法というのは「日本農林規格等に関する法律」のことです。
農林水産大臣が制定した厳しいJAS規格による検査に合格すると有機JASマークの表示が可能になります。JAS規格には品位・成分・性質など品質に関係する基準や生産方法に関する基準が定められているのですが、私たちは有機JAS制度ができる以前から、安心・安全な土づくりに励んできました。その甲斐もあり有機JAS制度ができた草創期(2001年)に認証を受け、今では有機JASマークを表示し、多くの皆様に安心・安全で美味しい野菜をお届けしております。
有機JASマークは、太陽と雲と植物をイメージしたマークです。農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料および畜産物につけられています。
一部引用:農林水産省,有機食品の検査認証制度